スケジュール登録の際のワイルドカードを自由に指定できるように改善した、RPZ-PowerMGRの制御プログラム(ファームウェア)のVersion 1.3をリリースしました。
ファームウェアVersion 1.2以前は、日、時をワイルドカードに指定した場合、それより上位はすべてワイルドカードにする必要がありました。
月 | 日 | 時 | 分 |
---|---|---|---|
指定 | 指定 | 指定 | 指定 |
ワイルドカード | 指定 | 指定 | 指定 |
ワイルドカード (-D 省略) | ワイルドカード (-D 省略) | 指定 | 指定 |
ワイルドカード (-D 省略) | ワイルドカード (-D 省略) | ワイルドカード | 指定 |
そのため、4月は毎朝8:00に電源ON、5月は毎朝10:00に電源ONというスケジュールではワイルドカードが使えず、全ての日付と時間を登録する必要がありました。
Version 1.3の更新により上記の制限がなくなり、月、日、時の好きなものについてワイルドカード指定が可能になりました。以下のように2つのスケジュールを登録するだけで対応することが可能になります。
./pmgr.py sc -D 4/* 8:00 on
./pmgr.py sc -D 5/* 10:00 on
この改善はCSVファイルから登録する場合も同様です。
既にVersion 1.2以前のものををお使いの方は、アップデート手順に従ってVersion 1.3にアップデートしていただくことができます。