Raspberry Piではデスクトップ環境が用意されていますが、4Kモニターなどではインストール直後に画面サイズが大きすぎるために、メニューやウィンドウが小さすぎて使いにくい場合があります。そこで、本記事では画面サイズを見やすく変更する手順を解説します。
更新日 : 2024年2月21日Screen Configurationの起動
左上のRaspberry Piアイコンをクリックし、出てきたメニューから「設定」->「Screen Configuration」をクリックします。
画面サイズ(解像度)の変更
「レイアウト」->「Screens」->「HDMIxx」->「解像度」の順に選択すると、解像度一覧が表示されるので、変更したいサイズを選択します。横幅が1920〜1280程度がおすすめです。
右下の「Apply」をクリックして変更を反映させます。
確認が出たら「OK」をクリックします。
以上で指定した画面サイズに変更されたと思います。
まとめ
インストール直後に画面サイズが大きすぎる場合に、画面サイズを見やすく変更する手順は以上です。
次のステップとしてSSHでRaspberry Piをリモート操作する手順や、VNCを利用してPCからRaspberry Piにリモート接続する手順を用意しています。
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