ESP-WROOM-32搭載製品の設定とプログラム書き込み方法

Arduino IDEでESP-WROOM-32搭載製品のプログラミング、および作成したプログラムを書き込むには、ボード用コアライブラリをインストールする必要があります。本記事ではインストール方法とプログラム書き込み手順を説明しています。

更新日 : 2020年5月12日

対応製品

E32-BreadPlus, E32-SolarCharger

ArduinoIDEのインストール

ESP-WROOM-32は、外部マイコンからATコマンドによりWiFi通信モジュールとして動作させるだけでなく、 直接自作プログラムを書き込むことで、WiFi内蔵マイコンとしての動作が可能です。 上記「対応製品」に記載の製品はESP-WROOM-32自体をWiFi内蔵マイコンとして動作させることを前提に設計しております。

Arduino IDEのインストールがまだの方はArduino IDEのインストールと設定を参考にインストールして下さい。

ESP-WROOM-32用コアライブラリのインストール

ESP-WROOM-32用の開発を行うには、ESP-WROOM-32用コアライブラリをインストールする必要があります。

1. 「ファイル>環境設定」を開き、「追加のボードマネージャ」 のURLに 「https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json」 を追加してください。既に他のURLがある場合は、半角のカンマで区切ってください。

2. 「ツール>ボード>ボードマネージャ」を開き、下の方にある「esp32 by Espressif Systems」を選択します。バージョンを選択できるので、当サイトの各サンプルプログラムに併記している動作確認済バージョンを選択して下さい。その後、 「インストール」を押します。

3. インストールに成功すると、「ツール>ボード」から”ESP32 Dev Module”が選択可能になるので、 そちらを選択してください。

プログラム書き込み

ArduinoIDEで作成したプログラムをESP-WROOM-32に書き込むには、PCと基板をUSBシリアルモジュールで 接続する必要があります。USBシリアルモジュールは3.3Vに対応したものをお使いください。 推奨品は FTDI USBシリアル変換アダプター、及び AE-FT234Xです。 基板P3コネクタのTX, RX, GND端子をUSBシリアルモジュールの同名の対応端子と接続します。 その後、SW2を押したままSW1を押して離す(リセット)することでESP-WROOM-32がプログラム書き込みモード になります。(SW1を離した後はSW2も離して構いません) その後ArduinoIDEから「マイコンボードに書き込む」 を選択するとプログラムが転送されます。

転送完了後は(SW2を押さずに)再度リセットするとプログラムが開始されます。 この点はESP-WROOM-02とは異なりますのでご注意ください。

シリアル端子の接続は以下のようになっています。 P3端子にはUSBシリアルモジュールの同名の端子を接続してください。 TX, RXを入れ替える必要はありません。

プログラム書き込み時のオプション(ツール以下に表示される設定値)の推奨設定値は以下の通りです。 動作確認済みESP32coreのバージョンは各サンプルプログラムのページをご参照下さい。 異なるバージョンを使用した場合、うまく動作しない場合がございます。

ESP32core Version1.0.0

項目設定値
Flash ModeQIO
Flash Size4MB(32Mb)
Partition Scheme初期値
Flash Frequency80MHz
PSRAMDisabled
Upload Speed921600
Core Debug Levelなし
シリアルポートお使いのUSBシリアルモジュールに対応したポート

まとめ

Arduino IDEでESP-WROOM-32搭載製品向けのコアライブラリインストール方法とプログラム書き込み手順は以上です。

E32-BreadPlus(スイッチ付き コンパクトESP-WROOM-32 ブレッドボード開発基板)

WiFi、Bluetooth機能を内蔵したマイコンであるESP-WROOM-32をブレッドボードに挿して開発するための基板です。Arduino IDEで自由に動作をプログラミングすることができます。リセットとプログラム書き込み用スイッチ実装済のため、自分の作りたい回路に集中できます。使用できないピンを削減したことで、類似品に比べてコンパクトになっています。

E32-SolarCharger (ESP-WROOM-32/WiFi搭載 プログラマブルIoT 鉛バッテリーソーラー充電基板)

Arduino IDEで動作を自由にプログラミング可能な、IoTソーラーチャージャー基板です。WiFi内蔵マイコンであるESP-WROOM-32を採用しました。鉛バッテリー充放電回路、microSDスロット搭載。状況にあわせた充電、負荷の接続/切断ができ、ネットワークからのモニタリングも可能です。