本記事ではFcitxとMozcをインストールしてRaspberry Pi(ラズパイ)で日本語入力する方法を解説しています。
更新日 : 2025年10月6日Fcitx、Mozcについて
Fcitxはキーボードの入力を様々な言語に切り替える機能を提供し、Mozcは日本語変換機能を提供するソフトです。この2つを組み合わせることで、WindowsやMacなどとほぼ同じ使い勝手で日本語の入力が可能になります。他にもソフトはありますが、どちらもLinuxにおいては人気のあるソフトで、今回はFcitxとMozcを使う方法を解説します。
Raspberry Pi OS初期設定でインストール
Raspberry Pi OSの初期設定でソフトウェアアップデートを適用する(スキップしない)と自動的にFcitxとMozcがインストールされているはずです。インストール済みであれば、キーボードの「半角/全角」もしくは「Ctrl + スペース」を押すことで日本語に切り替わります。インストール済みか確認する手順はこちらへ進んでください。
アップデートを適用しなかった場合や、自動でインストールされない環境の場合は次のインストール手順に進んでください。
Fcitx、Mozcのインストール
ターミナルを開き、以下のコマンドを1つずつ入力してEnterキーを押すことで実行します。インターネット上からFcitxおよびMozcをダウンロードしてインストールしてくれます。
$ sudo apt update
$ sudo apt install fcitx-mozc -yエラー無く完了すればインストール終了です。
再起動
インストールが終わったら、左上メニューから「ログアウト」をクリックし、ダイアログボックスから「Reboot」をクリックして再起動します。


Fcitxアイコンの確認
再起動すると自動的にFcitxが起動し、ウィンドウ右上にキーボードのアイコンが表示されます。OSのバージョンや使用しているRaspberry Piによってアイコンが若干変わる場合があります。


日本語入力を試す
日本語入力を試してみます。左上メニューから「アクセサリ -> Mosepad」をクリックしてテキストエディターを起動します。

初期状態では英字入力モード(以下の1行目)になっています。
「半角/全角」キーもしくは「Ctrl + スペース」を押すことで、日本語入力に切り替わります。(以下の2行目)スペースキーで漢字変換も可能です。Windowsと同じ操作ですね。

今回はテキストエディターで試しましたが、ブラウザーなど他のソフトでも同様です。
なお、ChromiumブラウザーとWaylandウィンドウマネージャーの組み合わせで日本語入力が動作しない場合があるようです。その場合は、コピー&ペーストで対応するか、ウィンドウマネージャーをX11に変更する方法をお試しください。
まとめ
FcitxとMozcを使ってRaspberry Piで日本語入力する方法は以上です。
Raspberry Piはソフトや拡張基板を追加することで無限の使い方が可能です。Indoor Corgi製の拡張基板や、赤外線通信を行う方法なども解説しているので、ぜひ参考にして下さい。
次のステップとして、センサーなどでよく使われるI2Cの設定手順を解説した記事や、VNCを利用してPCからRaspberry Piにリモート接続する手順を用意しています。

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