Raspberry Piでエアコンやテレビ等を制御する赤外線通信ソフトウェア「cgir」をバージョン1.2にアップデートし、より多くの機器に対応しました。変更点は以下の通りです。
- 送信処理を最適化することで、以前のバージョンより長い赤外線データの送信に対応しました。
- 受信時のタイムアウトを伸ばしたことで、間隔の長い赤外線データの登録が可能になりました。
インストール、既存バージョンからのアップデートは以下のコマンドから可能です。既存バージョンでうまく動作しない場合は、最新バージョン1.2をお試しください。
$ sudo python3 -m pip install -U cgir
詳細な使い方や、エアコンを自動ON/OFFする応用例は以下の記事をご参照下さい。
ラズパイで赤外線制御 (家電、エアコン、照明、テレビなどを制御するホームIoT)
Pythonとpigpioを使ってRaspberry Piで赤外線の送受信を行う方法について解説しています。サンプルプログラムを用意しているので、簡単に受信、登録、送信動作をさせることができるほか、データ解析も可能です。赤外線を使ってエアコン、照明、テレビなどの家電を制御することが可能になります。
ラズパイと赤外線でエアコンの自動ON、消し忘れ機能を実現
普段、エアコンを消し忘れてしまい夜間つけっぱなしにしてしまったり、冬場に朝エアコンを入れても暖かくなるのに時間がかかったことは無いでしょうか?本記事では、Raspberry Piと拡張基板を利用して、毎晩のエアコン消し忘れ機能、および朝に温度が低い場合に自動で暖房を入れる機能を実現します。