Raspberry Pi用 二酸化炭素センサー/リレー 拡張基板「RPZ-CO2-Sensor」を発売しました

Raspberry Pi(ラズパイ)用CO2センサーとリレー拡張基板「RPZ-CO2-Sensor」を発売しました。

CO2濃度を測定することで換気の目安としたり、オフィス環境の改善やスマート農業のCO2モニタリングに利用できます。CO2濃度が一定以上になった際、リレーで換気ファンなどの外部機器をON/OFFできます。7色表示可能なRGB LEDを搭載し、CO2濃度に合わせて色を変えることも可能です。

Raspberry Pi Zero WHでの利用例
開発の背景

近年、CO2(二酸化炭素)測定の重要性が高まっています。例えば以下のような例が挙げられます。

  • 感染症対策のための換気の見える化
  • オフィス環境を改善し集中力、生産性の向上
  • CO2をコントロールして収穫量や品質を高めるスマート農業

RPZ-CO2-Sensor拡張基板を使えば、汎用性の高いシングルボードコンピューター「Raspberry Pi」にCO2測定機能を追加できます。既存のソフトウェアやネットワーク機能と組み合わせることで、例えば以下のような様々なシステムを作ることが可能になります。

  • CO2濃度に合わせてLEDの色を変化させ、オフィス環境を可視化
  • CO2濃度が一定を超えたらファンをONするシステム
  • IoT CO2濃度モニタリング
  • ビニールハウス内のCO2濃度モニタリング&コントロール (RPZ-IR-Sensorと組み合わせると、温湿度と光量も測定できます)
主な特徴
  • 次世代のPAS(光音響)方式を採用したSCD41 CO2センサーは、主流のNDIR方式と同等の精度を実現しつつ、小型化も両立しました。複数の測定モードから選択することで、省電力な運用も可能です。
  • 外部機器をON/OFFできるDC用リレーを搭載しています。CO2濃度に応じて換気ファンなどをONするような使い方を想定していますが、プログラムにより自由に制御可能です。
  • 7色表示可能なRGB LEDとスイッチを搭載しました。 プログラムなどから自由にON/OFFできます。センサーと組み合わせて、CO2濃度に応じてLEDの色を変えてインジケーターとして利用できます。
  • 独自開発した付属コントロールソフトウェアを使うことで、1行もコードを書かなくても測定や記録、キャリブレーション(校正)ができるほか、Pythonパッケージを利用することで、ご自身のプログラムから簡単にセンサーを制御できます。

製品の詳細、購入は以下の製品ページをご覧ください。

RPZ-CO2-Sensor (Raspberry Pi用 二酸化炭素センサー/リレー 拡張基板)

Raspberry Pi(ラズパイ)用CO2センサーとリレー拡張基板です。CO2濃度を測定することで換気の目安としたり、オフィス環境の改善やスマート農業のCO2モニタリングに利用できます。CO2濃度が一定以上になった際、リレーで換気ファンなどの外部機器をON/OFFできます。7色表示可能なRGB LEDを搭載し、CO2濃度に合わせて色を変えることも可能です。

センサーの使い方や、応用例についても記事を用意しています。